注意: 11/1/2021からのアーカイブです。アレルギー表示は新しい情報をお確かめください。
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富士山の近くまでうどん遠征です。
子どもは一般に、うどんが好き。ということが多いように見える。
蕎麦は、蕎麦アレルギーの可能性があるから、まず安全なうどんから行くのでしょうか。それとも子どもたちには、太さがちょうどいいのかな。
手でつかんで、いっぽんずつ、つるつるっといただいたり。もっと小さな頃には、芋虫くらいの長さにぶつ切りにしていましたっけ。麺きりはさみというのを買って、持ち歩く時代もありました。
これを書いていると、小麦粉アレルギーのお子ちゃんたちごめんね。っていう気持ちでいっぱいになるのだが、まずは目の前の卵アレルギーの我が息子。
お蕎麦には実は卵が使われていたりすることがたまにあってそれは確かめないと本当に恐怖で、事前下調べができないときにはお店に入って、訊いて、出て来る。といったこともままある。
その点おうどんは無事かというと、しっかり確かめないと、お出汁に一緒にかまぼこやなるとを煮ている場合もあって、特に「こどもうどん」とファミレスや回転寿司で用意されているメニューはあまり手を出さない。
これまで2回くらい、おうどんにも卵をつなぎで使っている、というお店もあった。
あと気を付けるべき点はもうひとつ。うどん麺には卵がなくても、天かすが怖いので、天ぷらが売りのお店では要注意。自分たちが注文しなくても、うっかり飛んできそうな天かすは避けて通りたい。
というわけで、シンプルに美味しいおうどんを探せばよいのではないか。
というところに行き着く。
今週は、美味しいうどん食べに行こう! と山梨県の富士吉田市「吉田うどん」へ。
富士吉田は、名物とあって、おうどんの専門店がたーくさんある。
日本一硬い!? とコシを誇るおうどん。お店によってアレンジはそれぞれだが、基本は甘辛に煮た馬肉やキャベツをトッピングする。えっおうどんにキャベツ?! と思うが、これが実によく合う。初めて吉田うどんを食べに行ったときは、おうどんの器にはみ出しそうなキャベツの山盛りと、文字通り老若男女がずらっと大盛り!を召し上がっているのを見て、面食らったもの。そんなに美味しいのか!! と席に着く前からわくわくしたことを覚えている。
今回は、メニューや投稿された写真やらを念入りに調べて、天ぷらを置いておいででない! と見立ててお電話したところ、ありませんよとお答えいただき、おうどんのシンプルな原材料も教えてくださった、白須うどんさんへ。
富士吉田市の観光ガイドサイトに載っていた比較によると、特徴は以下のとおり。
【麺】 かたさ5 こし5 太さ3
【汁】 醤油ベース
【具】 キャベツ・ニンジン・馬肉
【薬味】 自家製
素材もシンプルなら、メニューもシンプル。
かけ、つけ、肉かけ、肉つけ。以上。
美味しいおうどんで勝負、なのだ。
おうどんの横面が、角張っていて、見るからに硬そうだな。とわかる。訊いてみたら硬いとのこと、1本も長いとのことだった。はさみかなにかあるか伺ったところ、包丁で切ってきてくださると、若い女将さんのような方が快く受けてくださった。
お店は満席、活気ある中、お忙しくてもにこやかに接客いただいて、ああお人柄なんだな。と思った。お店の方皆さん楽しそうに動いていらした。
どんとお皿に盛られたおうどんがやってきた。大人の分を取り分けるのではなく、子ども用にも一皿少なめに注文してみたが、それでもしっかりとした量だ。まあ残せば私たちが食べるからいいか。と思いきや、これがまあ、もう、息子が夢中になって食べていた。程よい塩味が小麦の素の味に馴染んで、汁なくてそのままでぱくぱくいただけてしまう。
箸を使い、最後は手づかみで、ずっと食べ続けていた。
わたしはといえば、おうどんもお蕎麦も冷たくしたコシのある麺が大好き。汁に、麺の先だけさっとくぐらせて、あとはお口の中で味わう。
お肉もすごく美味しかったのだけれど、あまりのおうどんの美味しさに、お肉はなくてもよいくらいだった。
こちらの白須うどんさんのもうひとつの特徴は、細目に刻んでしなっとした、茹でキャベツと人参。そこへ「おからみ」と名のついたお味噌のような「すりだね」を少し垂らしていただくと、いくらでも食べることができる。
こちら調べてみると、少しの間お休み期間があったそうで、その後に内装をリニューアルして二代目の方が再オープンさせたとのこと。あまりにおうどんが美味しいので話しかけてしまった。かたーいおうどんは、手の甲を使い、たくさんたくさん力を込めてこねているそう。奥で男の方が作業しておいでだったが、ご店主だろうか。
息子が大きな声で「おいしかったです!」と言えて、みんなにっこりほっこりして、ごちそうさまでした。
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またその翌年頃のうどん遠征時を書いたページ
原稿で残っておらずにArchiveからも消えてしまった
お写真だけ載せておこう
吉田うどんをよく示している入り口と中の雰囲気
門々利うどんさんにて
*サイトに卵のお写真がどーんと掲載されていますが、わたしたちが伺った日は、念入りにお伺いをして、原材料を確かめて、コンタミネーションにもお気遣いいただいて、無事美味しくいただくことのできたものです。
そして外食での「かき揚げ」を、人生初めて食べることのできた息子。
手を油でべとべとにしながら、夢中で食べていた。
お値段もシンプル!