西東京市の卵なしスイーツはしご 2022 Archive_10

Archive 旅アレ2021-2024

注意: 2022年からのアーカイブです。アレルギー表示は新しい情報をお確かめください。

 

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ある台風の夏の日。お盆も重なり、休みだけれど特にお出かけもしない午後、こんな時こそちょっとだけ足を延ばして車でケーキを買いに行こう。

と、台風・・・これから・・・と心配する夫を、いや、だからこそ道もお店も空いてるよ!! などとそそのかし、軽いドライブがてらに西東京市へ。

 

お目当てのお店は、ご自身も卵アレルギーが成人してから発症したというご店主の営む「卵を使わないお菓子 mao-chai.cafe(マオチャイカフェ)」さん。

店名からしてもう、わたくしたちが、まさに願っているのはこんなお店。わざわざ遠いところからお越しいただきありがとうございます、とのお言葉に、いえいえ作ってくださってありがとうございます。と本気で答えた筆者です。

mao-chai.cafe のアイコンに書かれている「Ohne Eier Bitte!」はドイツ語で「卵抜いてちょうだい!」という意味だそうです。三大アレルギー対応で、乳や小麦も一緒に抜いた万能お菓子を作ってくださっているお店も多い中、我らが卵アレルギーの強い味方だなあと文字を見ただけでわくわくしておりました。

 

いただいたのは、桃のタルト、チョコレートケーキ、かぼちゃのスコーン、紅茶のスコーン、ストロベリークッキー、味噌カシューナッツ。

買いたいよねー。買うよねー。どれもこれも。

しかし生菓子だからこれ以上はいただけないし、さあ家路を急ごう。

ともならず、さあ次のお店へ。

 

こちらは町の洋菓子屋さん、「ケーキファクトリー スマイル」さん。

 

アレルギー対応のケーキを、注文ベースで作ってくださるのではなく、一般向けにショーケースに並べて売っていらっしゃるとのことを伺い、それはもう試さなくてはならないでしょう。とお寄りしたもの。

いざ自分の目で見てみると、感動します。

普通のケーキ屋さんで、特別注文せずに、ふらっと寄ってこれが買えるなんて。

 

こちらは誰でも食べられるように、と三大アレルゲン不使用。卵アレルギーだけでなく、乳アレルギー、小麦アレルギー、ナッツアレルギーの方々も召し上がれます。

早速頭の中で計算が始まる。おそらく、子はケーキ1つ全部を食べたいと言うだろう。ママひと口試させて、のひと口以上を、わたしはきっと欲しいだろう。というわけで、さっきもケーキを買ったにもかかわらず、2ついただくこととしました。それほど価値がある。

 

伺うと、ご店主のお子さんも食物アレルギーをお持ちだったとのこと。それが発端だったとのことだけれど、ケーキ屋さん目線のお話に、つい涙してしまった。

曰く、ケーキは、誕生日にもクリスマスにも食べるでしょう。子どもだったらお誕生会とかもある。みんな本当は同じものを食べたいじゃない。この子だけ食べられない、ほかのもの、別の部屋。そんなのかわいそうじゃない。ケーキ屋として、少しでもその手助けをできるならやるべきだと思って。

もうおっしゃるとおりなの。当たり前のことに聞こえるかもしれない普通のことなのだけれど、これものすごく切実で。親として、子に、してあげたいこと。命を守ることがいちばん大事だけれど、でもそれだけじゃない。

食を楽しむこと。食べて美味しいと思うこと。ふだんから考えていることを、目の前にいる自分以外の方の口から発せられると、すごく嬉しくなったりじんわり染み渡ったり、なんていうか、お会いできてよかった。と今日のこの日の行動と僥倖に感謝したくなるのです。

スマイル、の裏側には、そうあってほしいという願いが本当に込められているのが見えて、ありきたりの店名には思えなくなってきたのでした。

にっこりしたお顔の付いたケーキは、ピンク色。豆乳の臭みを少しでも感じないようにいちごのシロップを混ぜてあるそうです。

数々のアレルギー対応ケーキをいただいてきていますが、こちらのケーキも完成度の高い、美味しいケーキでした。笑顔になるよなーこれ。

ケーキ屋さんはしごの後には早めの夕飯食べて帰ろ。と、びっくりドンキーのハンバーグを食べて帰りました。ここの三大アレルゲン不使用ハンバーグもめちゃめちゃ優秀。定期的に食べたくなります。

 

びっくりドンキーだけで1話書きたいのだけれど、そこまで追いつくのにいつになるかわからないので西東京卵不使用ツアーということで載っけておきます。びっくりドンキーよありがとう。

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