ヴィーガン佐世保バーガー!

ごはん

「卵アレルギー 佐世保バーガー」かなんかで検索して

ヴィーガン佐世保バーガー!

長崎滞在3日目。急きょ行き先を変更して、寄ることになった佐世保。時間もない。何する? 

佐世保バーガーでしょ!!

と、車内突如慌ただしく、検索が始まる。息子はジュニアシートで寝ている。

だめ元で、「卵アレルギー 佐世保バーガー」かなんかで検索して、いくつかヒットした記事をくまなく読み込む。なかったら仕方ない。でもある気がする、なんとなく!!

奇跡的に発見した。その名もヴィーガン佐世保バーガー!! イエス!!

佐世保には米軍基地があり、バーガーがローカルフードとして発達する背景に目をつけて発展したとのことだが、佐世保バーガーを名乗ってよいものにはいくつか条件があるらしい。つまり佐世保バーガーとはなんだ?

つまり佐世保バーガーとはなんだ?

調べてみると、定番のトッピングが、バンズにパテ、ベーコンに卵! オーノー そうか……と潔く諦めるかと思った矢先に、あった……!!

Y’s Burger Saseboでは、「植物肉」を使っているとのこと。なるほどヴィーガン、卵のつなぎはもちろんなし。そこまでしてるということはもちろんバンズも卵そのものもなしよね、と思ってお電話をしてみる。確認できた! はい、使っておりません。

もうそこ一択で車で向かう。

大きな道路沿いの歩道に見つけたY’s BURGERの看板。どうやらお持ち帰り用のスタンドらしい。注文してから15分待つとのこと、停車中の車まで届けてくれるとのこと。

車を走らせるとあったあった、佐世保バーガーの看板!
テイクアウト専門のスタンドでした

息子が眠っているならば、ではそのうちに、と、定番の卵つなぎ入りも注文してみた。

これ、同じ鉄板で焼いているってこと? この、混在するメニューでの落とし穴がここ。ハンバーグ屋さんでも、つなぎなし版みつけても、調理場が一緒だと危ない。こちらのお店は、焼くところ分けているらしいです。そうでないとヴィーガンとは言えないものね。

15分後、届いた! ボリュームあるかたまりの袋口を開けて、あつあつを急いで食す。卵入りを注文するという禁忌を犯しているので後ろめたくなりながら、旅先ご当地限定ごはんに弱い母。今食べなくては二度と食べられない。というわけで息子よ眠っていてくれてありがとう。とどこまでも前向きになりながら、いただきます。なるほどこれが佐世保バーガー。パテはぷりっとしていてソーセージに近い食感。へええ。口をゆすいで手を消毒し、息子の寝起きに備える。

ちなみに佐世保バーガーとは、佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文に応じて作り始める」「こだわりのハンバーガー」の総称で、特にトッピングや原材料にこだわった何か、というわけではないようです。

ヴィーガンです、間違えないようにね。卵使用バーガーと入れ物も別にしていただきました

卵なし手作りハンバーガー、えっこれお肉じゃないの?

息子を起こした。まだ3歳とは言えど体力あって、昼寝しすぎると夜なかなか寝ない。だからもうこの辺で起こすのがよかろう。せっかく佐世保着いたしね。というかもう佐世保通り過ぎるしね。なにより佐世保バーガーだしね。

卵なし乳梨ヴィーガン佐世保バーガー! ヤッター!

さあ起きてきた。目は覚ましたが眠り足らないらしく機嫌も悪く、やっと召し上がりいただいたところ、半分ほどで「からい」と。え。すこーし胡椒?チリ?マスタード?が入っていたみたい。

ざんねん。そこに落とし穴かー。卵クリアしたけれど、子ども用、とか言ったり訊いたりするの忘れた。結局ヴィーガンバーガーもわたしが食すことに。

そしたら、びっくり! えっこれお肉じゃないの?

先ほどいただいた正規バーガーと遜色ない。これはすごい。えええ。優秀。

アレルギーや、食の主義や事情、宗教や、理由あって食べたいけれど食べられないひとへ、これはおすすめ。

上記のとおり半分食べた重度の卵アレルギーの息子も、もちろんなにも症状なし。ヴィーガンだから。パンにもバンズにもチーズにもソースにも卵は入っていないと安心していただける。

ご当地バーガーを楽しめて、満足してわたしたちの1時間の佐世保滞在は終了。

ピザもあるようです 原材料は訊きませんでしたが! 2階には系列店のバーレストランがありそちらでもいただけるようです

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