卵に模したエックマフィンは、卵なしヴィーガンマフィンバーガー

おやつ
ヴィーガンエックマフィン、試して驚いてみて!

進化しているヴィーガンフード、卵ないけど卵の味?

街にはでなきゃいかん。と思った。進化している。

ヴィーガンフードがどんなものかは知っているし、自分は全然知らない人よりもは知っていると思っていたが、そうかこれは定番なのか。と知ることになる、きょうのヴィーガンエックマフィン。

え? エック?

どんな?

何が出てくるんだろう?

と思ったら、イングリッシュマフィンを使ったヴィーガンバーガーのようだった。

そしてまるで、エッグ=卵、が入っているような。

でもエッグじゃないからエックなのだそう。そんな名付けのエッジは効いてる。

動物性のものを一切使いません、だから卵フリー、乳フリー

卵入りっぽく作っていることに衝撃を受けて

包む紙を開くと、小ぶりのイングリッシュマフィンのバンズに具が挟まれていて、背は高い。結論としては満足で小腹は満たされたのだけれど、ぱっと見には某店の「ミニ」ってつくバーガーのように見える。

包まれてやってきたエックマフィンとデリのカボチャサラダ
包みを解くと美味しそうな黄色がとろーり……!?  ん?!

とろーっとこぼれそうな、これはソース? ん? 

見た感じ黄色くて、卵の黄身ではなきことは頭でわかるが、ちろっと舐めてみたらいやこれ黄身とマヨネーズ混ぜた味? ってどきっとする。そうじゃないことは最初に聞いてわかっているから、しかもここヴィーガンのお店だし、卵を使うはずはなく、じゃあなんだこれは。

さらに、ぺろんとはみ出している、卵白部分の端っこを茹でたような、まっ白でふわつるした……いやこれ白身じゃん。なんてじょうずにできているんだろう。

真ん中に挟まる主役も、普通に美味しくて、ヴィーガンミートであることもあまりわからない。

でもそれより卵入りっぽく作っていることに衝撃を受けて、どうやって作っておいでか訊きたくてしょうがない。

張り付いていつまでもあれこれ選んでいたいおやつとおかずのディスプレイ

根っからの明るく感じ良い方なのだろう、と見受けられる女性の店員さんに、これ、なにでできているんですか? と訊いてみた。

卵の黄身のような舌触りは、かぼちゃだった! そこに卵非含有豆乳マヨネーズを混ぜ、岩塩を加えることで、硫黄の香りがふっと湧いてまるで卵のよう、なのだそう。ヴィーガンではよくある卵の代用なんです、っておっしゃっていて、あーわたくし全然付いていってない!! もっとヴィーガン食べに行きたい!! と思った次第でした。白身に似せたのは湯葉だそう。なるほど~そうかあのふわつるとろふわ、も再現できるのか。と、この食の追及も面白いな、と思った次第です。

片っ端から食べたいくらい素敵で、ぜんぶ卵が入っていないなんて!

ヴィーガンの友人は何人も居るが、全員外国人。宗教に基づいてほかに食べることをしない食材があったりして、ほんとうにそれぞれを尊重したお店作りが世界にはあるけれど、日本でヴィーガンを徹底するのは容易ではない。わたくしこそが、日本に帰ってきて半年でベジタリアンを挫折した良い例である。だからとても興味深い。

このお店、THE NUTS EXCHANGE(ザ ナッツ エクスチェンジ)という。店名に惹かれて、ナッツを使ったヴィーガンおやつを目当てに行ったのだが、そこにあるものは片っ端から食べてみたかったくらい素敵でおいしそうで、ああこれぜんぶ卵が入っていないなんて!!! とうきうきしてしまった。

迷って頼んだのは、息子にまずいちごのたっぷりのったタルト。お昼ごはんが少なかったからしっかりおやつ、と思ってこれ。ヴィーガンなので、卵も乳も使っていません。

卵も乳も不使用のいちごのタルト

タルト大好き母は、クッキー生地大好き3歳児に、上手に許可を取って味見をする。小さな一口しか成功しなかったので感想もかけらになってしまうのだけれど、豆乳を使っておいでなのかな、風味がふわっとした。見た目しっかり硬そうなタルト、手で割ってもぼろぼろ崩れるでもなく、つなぎをたくさん使っていないヴィーガンタルトとしては優秀! と思いました。いちごとタルト生地の間には、フィリングが見えたのだが、夢中で食べる息子はよっぽど美味しかったと見え、ふたくちめは分けてもらえませんでした。

上に載っているいちごも大好き、そのあとタルトで子にとっては二度おいしい

ヴィーガンミルクであるマカデミアミルクと、デリもいただき、クッキーを持ち帰りに一つ包んで、計3度もお会計した。一度に頼まずごめんなさい、でもついついおいしそうで、この安全なお菓子が手に入るこの機会にと思って欲張ってしまう。

ヴィーガンミルクであるマカデミアミルクを温かくして

代々木八幡の、おしゃれな街をぶらっと歩くのも気持ちよくて、ひとりだったら間違いなくまっすぐ歩けない通り。あちこちに除いてみたいお店が軒を連ねている。

が、我が家の3歳児は、土曜の夕方そろそろ眠くなってくる、自由度にますます制御が効かなくなる時間帯で、さっさと車に乗り込んで退散するのがよかろうと、後ろ髪をひかれながら夕日に向かって歩いて行った。文字どおり夕焼けが前の方向に居たのよ!

お持ち帰りしたクッキーを持ってそのあと代々木公園に寄りました

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